突然ですが、かぼちゃです。

突然ですが、かぼちゃです。

すこぶる元気なADHD野菜のブログ

自己啓発セミナーに行ったら追い出された話

昨日ですね、なんと中学生の頃にクラスメイトだった人から電話があったんですよ。

「懐かしいから電話しちゃった♪」

なんて言うから

「ん、マルチ商法のお誘いかな?」

と返したらブツ切りされました。

 

だってソイツ、かつて私の事を散々悪口言ってたヤツだったからね。

「懐かしくて電話」なんて切り口、それくらいしかないでしょ。

 

どうも、会話はいつもドッヂボール。橙田かぼちゃです。

 

 

あ、そうそう。

最近無理してない?と聞かれることがあるんですが、ご安心なされい。

このブログ書いたらいつもゲームしたり本読んだり寝たりジョギングしてますので十分休んでますよ♪

うああ!

健康的なニート生活ばんざぁーーーい!!(感動)

 

で、ここからが本題。

 

私がピチピチチャプチャプらんらんるーの20歳で保険外交員を務めていた頃。

支部に長く勤めている大先輩から「このセミナー、一緒に行ってみない?」と誘われたんです。

一枚の紙を手渡されて、内容は「生涯学習」とか「求めているのを明確にし、可能性を発見する機会」とか「ブレイクスルー」とかやたらと怪しい謳い文句が明記されていましたね。

セミナーと聞いて「うえ~面倒くさい」となんとか断ろうとしたら、

「営業の基本はかぼちゃはもう分かってると思うけど、もっと成果を出したいでしょう?私はアナタの可能性を云々」

なんて小1時間説得されてしまい、保険外交員の大先輩に言われたら行くしか選択肢がありませんでした。

 

当時若かった私にはセミナーに関してはちんぷんかんぷんで、やたらと車の販売実績の記録が物凄かったというおじさん講師と、その弟子なんだか愛人なんだか分からない眼鏡おばさんが「win=win」とか「ブレイクスルー」とかうつ病詐病、甘えだ」とかメチャクチャなことをおっしゃっていて、私はアレ?と疑問に思いました。

大先輩にコソっと「これ、営業指導のセミナーじゃないんですか?」と聞いたら「自己啓発よ?」と返されました。

でも当時の私は「ジコケイハツ」なんて言葉を今まで聞いたことが無かったので、何かスゴイ変な所に来ちゃったなぁ。と思ったんです。

大先輩は成績1番おじさんに「この子、期待の星なんです!」って勝手にハードルを上げられ成績1番おじさんはセミナーをもっと掘り下げるためにもっと学びませんか?と、5万円はするセミナーを紹介されました。

 

「ヤッベー!これ、なんかヤッベー!!」

と思って逃げようとしても大先輩を含め関係者がズラリと取り囲んでて、セミナーに参加しろの雰囲気。

結局、私はセミナーの申し込みにサインしてしまいました。

これ、囲み商法で違法なんですけどね、当時は結構許されていたんですよ。

時代ですね。

 

あれよあれよとセミナーに参加しては、また10万円以上するセミナーを紹介されては「別に強要はしないんだけどね」と強要囲み商法で泣く泣くサイン。

そしてまたセミナーへ・・・

金は取られるし、セミナーはやたらブレイクスルーだのコミットだの訳の分からない単語を持ち出されるし、何か「全力でやれ!」って怒られるし、受講者はマルチ商法の会員だらけだったのでやたらと薦められるし、明日は早いのに夜中の1時までセミナーから抜け出せなかったりで私にとってはまさに地獄の日々でした。

 

セミナーの全容は明かしてはいけない(というか明かしたら訴えるぞという構え)という事ですので教えられませんが、一部だけ。

というかコレが一番の問題点だったんですけどね。

2泊3日のセミナー中に「もし船が沈没してしまって、救助用のボートが一隻しか残ってないならどうするか」という議題を出されたんです。

将来ある若い人がボートに乗って、中年の方々が残るみたいな感じで収まると思ったのですが講師の眼鏡おばさんが「ふざけるなー!」と反論。

「全員生きたくないのか!自分の可能性を捨てるのか!偽善行為もいい加減にしろ!」

なんて怒鳴って、全員を泣かせて「自分を生かす」方向へと導こうと思ったんでしょうね。

 

でももう、怒鳴り声ばかりで疲れ切って眠かった私はとうとうキレて「もう良くない?面倒なんですけど」と言ってしまったんです。

「何故です?アナタ、この中で一番若いでしょ?生きたくないの!?」

と眼鏡おばさんの猛攻が続いたのですが

「だって、船は沈没して助からないなら将来有望とかより生きたい人が生きて、別にいいかっていう人は死んで、生き残った人は死んだ人のために60歳以上生きてもらって年金でゆったり暮らせるほうがいいじゃん」

と返した・・・ような気がします。

※眠すぎてうろおぼえ

 

眼鏡おばさんは何とか私を生かす、可能性を諦めさせないという方向へ持っていこうとするのですが、眠すぎてIQ2(サボテン)くらいになっていた私にはウザイな。としか思ってなかったです。

で、とうとう業を煮やした眼鏡おばさんが「じゃあ、アナタは死んだってことでいいんですね」と言われたので「ハイ」と返事したら「じゃあ、お帰りください」と言われました。

セミナーはホテル宿泊付きだったし、2泊3日の1日目だったし、18万円も取られているのに「お帰りください」なんてたまったもんじゃありません。

 

「もし、ここで帰るとして残りの2日分の返金は?」

「できません」眼鏡おばさんは刹那で返します。

「何で返金できないんです?」

「訴えますか?」

「じゃあ5万円だけでも」

「ここの皆さんはアナタと同じ金額払ってるんですよ?」

「じゃあ2万で」

「いい加減にしなさい!」

「え~~~~????」

 

眼鏡おばさんから「なら何故ココに来た!今までの内容を把握しないまま来たのか!?」と怒られました。

「うん、全然分かんなかったので帰りますね」と私は会場を出ました。

その中で他の受講者さんたちが「かぼちゃさん、言う事聞いた方がいいよ」とか「そんな、一緒にゴールしよう、帰らないでぇぇ」と泣き出す親切な方々がいらっしゃいました。

まあ、全員が同じ地点にゴールするのが目的のセミナーなので協調性が無いといけないのは確か。

でももううんざりしてました。

こんなので泣いてる大人たちを見ているのも醜くて嫌だったし。

 

18万円は捨て金だ、と諦めて宿泊するはずだったホテルから荷物をまとめて外に出ると夕方5時。

ムカムカしていた私は近くにあったバッティングセンターに入り、超低速球をバカスカ撃って、自宅に帰る前に居酒屋に入り、いつの間にか全然知らないおじさんと酔っぱらって話してました。

 

そのおじさんに「ねえ。ブレイクスルーって何?」と聞いたら、「そりゃ、好きな人が出来て、ウマい物食って、毎日楽しくなるような方法を見つけりゃとっくにブレイクスルーしてんだよ」とすごくシンプルな答えだったので、なーんだ、と思いました。

2泊3日18万円のセミナーよりも、たった1時間ビール一杯分のセミナーが余程分かりやすかったです。

 

後日、全てを受講済みの大先輩からどうだった?と聞かれましたが追い返されました!と笑顔で答えたら目をかっ開き硬直してました。

どうやら大先輩はマルチ商法をしていて、セミナーで感動(洗脳?)した私を勧誘する流れだったみたい・・・と後になって同じ目に遭った違う先輩から聞きました。

期待の星は実は歪んだ泥の塊だった。悪かったねぇ、ははッ

 

全員がゴールするという目的だったのでセミナーは失敗かと思われましたが、本当は続いていたみたいです。

何だったんでしょう、本当に。

 

と、ここまできましたが、

全ての自己啓発セミナーが悪いなんて事は断言はしません。

中にはごく一部ですが受講して新たな気付き、価値観を得て、高い成果を出した方がいらっしゃるのは確かです。

私は流されるままでセミナーの本質を理解できずに辞退した例です。

私の中の価値観がセミナーの内容自体に追いつけなかったし、合わせられなかった。

ただ、それだけのことです。

 

もしこれから価値観を変えたくて受講したい方、または受講するという方がいらっしゃるのでしたら、高い受講料を払って内容が合っても合わなくても全て自己責任だと思って受講してください。

でも、中には自己啓発セミナーと銘打っていながら、お金を吸い取るだけ吸い取って違法行為をする所もありますので、それはちゃんと調べて見極めてくださいね。

 

でも、あの居酒屋でたった1回しか会わなかった酔っ払いのおじさん。

成績1番おじさんや眼鏡おばさんよりもスゴク輝いていたなぁ。

一体何者だったんだろう?