突然ですが、かぼちゃです。

突然ですが、かぼちゃです。

すこぶる元気なADHD野菜のブログ

それは、我々が立ち向かわないといけない現代社会にはびこる病の話

深刻な悩みなのです。

橙田かぼちゃです。

 

人類はずっとその病に苦しんでいます。

古くはエジプトのパピルスにも記されていて、その病にかかれば真綿で首を絞めるようにじわりじわりと人間を苦しめ、酷い時は人生をも狂わせる厄介なもの。

私も完治したと思ったのに、その病に再びかかってしまい、また長く苦しい戦いに身を投じることとなりました。

 

 ニート生活も3か月目。

もうそろそろ動かないと、と思いハローワークや求人広告で就職先を探したものの、私は既に詰んでおりました。

(法律的に)安全そうな会社を絞って連絡をしても相手から面接さえ断られてしまい、ほぼ門前払いをくらっています。

何故?

原因を探ろうとしてもハローワークの方ははぐらかし、「次は頑張りましょう」と励ましの言葉を送られただけでした。

しかしその言葉は面接を許してくれた6件の会社も全滅という結果に愕然としているおぼろ豆腐メンタルの私には何一つ響かなかったわけです。

かつてハローワークで働いていた母に相談すると、原因はこれではないかと指摘されました。

 

女性であり独身である。そのうえ結婚または出産の可能性がある年齢だから。

 

耳を疑うようなものですが、長く安定した勤務ができるかどうかが会社側の求める人材であり、私のような中途半端な年齢でも将来絶対に結婚も出産もしないという保証のない人間の採用は難しいのです。

面接をしていただいた会社は多分、女性の雇用問題に直面し苦労した所ばかりなのではないかと思います。

確かに2件目の会社の面接で「結婚等のご予定はありますか」と言われ私は「無い」とは答えたものの、面接官の方は腑に落ちない表情をしておりました。

私はつい、あと10年歳をいただいていたら・・・などと32歳という若いのか老けているのかよく分からない年齢を呪ったものです。

残る求人はどう見ても「即雇用だよ!でも命の保証はないよ!」というエキセントリックな所ばかりで、まともな就職先にありつけないと結局最後はブラック企業に縋るしかないという社会の負のスパイラルを見てしまいました。

田舎の企業はまだまだ最低賃金も守れない真っ黒な所が多いので、気をつけなければなりません。

 

そんなこんなで私自身も腐りだして「あ~~~~こうなったら小説家になるか歌手になるか芸人になるか母ちゃんにカミングアウトして見兼ねた母ちゃんからお小遣いをもらうしかないな!よっしゃ!」と前向きでクズな方向に転がろうとした矢先、私はとある病を再発してしまったのです。

忘れかけていたあの感覚、思い出したくもなかった不快な痛み。

病による痛みは脊髄に渡り、脳が救難信号を発しました。足はあの痛みを思い出したかのように震えだしたのです。冷や汗が止まりません。

克服したはずなのに、またあの苦しい日々を送らなくてはならないのか。考えるだけで胸が苦しくなってきました。

でも決定的な証拠をこの目で見ない限りはまだ希望がある。

頼む、違っていてくれ。あの病ではないと・・・

そして、右手に持っていた紙をおそるおそる確認したのです。

 

痔だ。

 

そう、切れ痔をまた発症してしまったのです。

その現実に耐えられず、膝から崩れ落ちて泣きました。トイレで。

2か月前、やっと意を決して病院に行ったのに。相手は専門のお医者さんでも、まず「お尻いたい」と言葉で発するのにどれだけ躊躇してしまったことか。

しかも普段他人には絶対見せないであろう部分を晒さなければならない。下半身は裸というあられもない姿で。

また・・・またあれをやるのか・・・

あのときの恐怖と羞恥心が一気に込みあがり、意識が遠のきそうになりました。

 

痔は日本人の3人に1人が発症していると言われております。

しかし羞恥心ゆえに痔のために病院へ行く人々は少なく、大抵の患者は痔を隠して周りに心配されまいと笑顔でカバーしながら日常生活を送っています。

しかし、その笑顔の裏では日々肛門の激痛と熾烈な戦いを繰り広げているのです。

広げちゃダメだけど。

かの猛将、加藤清正も痔に悩まされた一人でした。熊本城の築城者として、そして虎退治としても有名なのですが、痔は工事もできないし退治もできない。とても辛く苦しい日々を送っていたのだろうと思うと共感し涙が出てきます。

「余の辞書に不可能の文字はない」と豪語したナポレオンさえも痔の痛みは酷いものだったらしく、ワーテルローの戦いではあまりの痛みで指揮力が鈍ってしまったがため敗北してしまったという説もあります。

痔は人生を狂わせる、恐ろしい病なのです。

 

かつて、私の心と尻は健康そのものでした。

しかし私はブラック企業に働くようになってから、帰れない、眠れない、休めないといった苦行を強いられ痔を発症してしまったのです。

酷い時は椅子に座るのも困難だったので立ちながら仕事をしていると、上司から「痔か?」と心ない言葉を浴びせられ、そのたびに私の心は傷ついていました。

正直、その時に病院に行きたかった。治したかった。でも病院に行こうにも有給は取れないし、行く暇がない。それ以前に理由が痔とか有り得ない・・・そうして心も病んでいったのです。人生が狂いに狂ってしまいました。

そこで気が付いたのです。痔とは、ブラック企業のような現代社会における闇を象徴する病なのではないかと。

ブラック企業や痔の蔓延が表立って深刻な事柄だと国から発表されないのは、国がブラック企業と痔の存在を認めていないからではないか、と。

まるで臭いものに蓋をするように。

とうとうこの国は自分の尻にさえも目を向けられなくなってしまったのか・・・と絶望したこともありました。

最近になって国がブラック企業対策にやっと腰を上げたにせよ、付け焼刃のような対策のみで根本は何も変わっていません。現状、周りは女性に限らず人として働きやすい環境とはほど遠い所にある会社ばかりです。労働時間が改善されても一人の業務量が超過していれば持ち帰って時間外労働をせざる負えない状況になっているのが事実です。

痔だって同じです。付け焼刃のような軟膏を塗っても切れた所は便通するたびに切れ続けるのです。

定着してしまった病は根っこの部分から治さないといけないのです。

 

しかしこれらの病に対し、いつまでも地団駄を踏んでるわけにもいきません。立ち向かわなければ。

この荒んだ社会を見て聞いて、理不尽さを肌で感じ取っている現場の我々が今こそ立ち上がるのです。

何事にも負けない自分を作らなければ。

 

ということで、明日、意を決して肛門科に行ってきます。まずは切れ痔を治さないと座る事も出来ないので。

緊張していないと言えば嘘になります。しかし克服しなければならない試練なのです。

皆様も痔に負けそうな時はこの記事を読んで勇気を出して病院に行ってください。

いつまでも痛いのは嫌ですよね。私も嫌です。

なので私と一緒に踏み出しましょう。明日へ続く一歩だと信じて———。

 

 

 

 ブラック企業は労基に相談しましょう。